秋田病理組織細胞診研究センター(Akita Karyology and Histology Research Center:AKH研究センター)は、2003年3月秋田県第23号の登録衛生検査所として発足致しました。
　創業以来“患者中心の医療、その一員として"を信条に、患者様の立場に立って、迅速且つ精度の高い診断報告書を臨床の先生に提供し、地域医療に貢献すべく努力を続けてまいりました。病理診断は秋田大学をはじめ県内の病理医が担当し、検体受付から報告までの日数短縮と臨床医からの問い合わせに素早く対応できる体制を整えております。検査依頼報告書も独自に開発したコンピュータープログラムにより組織像、細胞像を全例にカラー写真を添付し、臨床の先生に少しでもご理解していただけるように努めております。
　私どもは患者様と直接お会いすることはありませんが、これからも｢依頼書また検体から患者様の声を聞き逃さないように! ｣真摯に向き合い、業務の一層の効率化と迅速化を図り、様々なニーズに対応できるようスタッフ一同努力して参る所存です。
2014年5月に新社屋を秋田市雄和に建設致しました。新しいセンターは、自然環境に恵まれた県立中央公園に隣接し、秋田大学病院にも近く、病理の先生に短時間で診断に来て頂けるようになりました。また、診断・作業スペースをゆったり取り、研究・勉学のための部屋や、さらにくつろぎの空聞を大切にして、スタッフが煩雑で細やかな手作業の多い病理業務に集中できるよう充実した環境が整ったと思っております。
　今後もスタッフ一同一層の顧客サービスを目指して努力致しますので、変わらぬご支援とご鞭捷を賜りますよう心よりお願い申し上げます。